僕は「男が女に奢るべき」という風潮が嫌いだ。


この風潮は納得できないが従わざるを得ない、巨大な同調圧力のようなものだ。反論すると痛い奴扱いされるオマケつき。

たちの悪いことに、世界中に強く浸透しており、僕や読者がプレイヤーであるうちにはどうあがいても覆りようもない。

自立を促すフェミニスト団体も奢られることについては何も言わない。

女が支持するのはわかる。得があるから。だが、男にも支持する奴がいて救えない。

理不尽かつ不条理な「男が奢るべき」論

「男が奢るべき論」は女性専用車両に似ている。

存在を容認せざるを得ないが、本心で良く思ってない男は少なくないだろう。

しかし声高に否定すれば「女の敵」とか「器が小さい」というレッテルを即座に貼られる。反撃すら封じられるひどさも両者に共通している。

実際のデートの現場では不服ながらも減点されないために
葛藤を押し殺して女に奢る同志も多いはずだ。

今回はそんな同志のために、「男が奢るべき」をなんとか納得しうるような理由をいくつか考えてみた。

はっきりいって現時点ではセックスに到達するためには「男が奢る」戦略が最適解と認めざるを得ない。

心で泣きながら財布を開くわけだが、理不尽な奢りを自身に納得させる理由があれば精神的にマシになるはずだ。

というわけで、合理的に「男が女に奢るべき」理由を考えてみた

「男が女に奢るべき」合理的な理由

男の方が上の立場だから

通常、上の者が下の者に奢るという文化がある。上司が部下に奢る行為などだ。

広義にいえば大人が子どもの分を払ってやるのも含まれるかもしれない。

これを男女に当てはめるわけだ。

「女は自分より下の存在だから金を出してやるか」と見下すことで溜飲も下がりやすい。

セックス代の前払いとして

風俗などの性的サービスはお金を対価としている。

目の前にいる女はこれからセックスを提供してくれるので、このメシ代は対価として奢ってやるか…という心持ち。

見下して奢るのが精神衛生上いいかも

女を口説く時に奢るのは競合の男もやっているので、自分もやらなければいけない。

でないと減点となってしまう。

世の風潮はそうなっており、僕たち一人ひとりの小さな抵抗では覆せない。

これは前述したとおりだ。

財布を握りながら反骨心と不条理を感じてどうしようもなくなったら、上の理由を思いだしてみよう。

自分の納得があるとないとでは、行動の結果にかかる心のストレスも全く違うはずだ。

見下すことはS気がでて他の部分にも有利に働く。